2024 11,27 |
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2009 04,26 |
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元ネタから職業設定のみをお借りいたしまして、
弁護士・河合曽良! 美容師・松尾芭蕉! というパラレルの妄想もしてみました。 曽良くんは何に関しても器用な男で、仕事もそつなくこなしてしまうし、家事をするにも不自由をしていない。特に料理をするのが趣味。 ただし他人と必要以上に関わるのは面倒くさいと考えるタイプで(しかし仕事の上では、しっかりと話を聞いて適切に対応することに努めてくれる)、だからもうずっとずっと一人暮らし。買い物をするときにも旅行をするときにも必ず一人でゆったりと過ごす。仕事のときは別だけれども、プライベートにおいては最低限の人付き合いを好む。そうでありながらにしっかりと生活をしていけているところもまた器用。 そうした彼であるからして、髪の毛を切るときにすらも一人。 やはり上手いこと鋏を扱って、プロの仕事のような完成度で自らを整えてしまう。 そんなある日に、曽良はたまたま「どこかで時間をつぶさなくてはならない」という状況へ置かれる。しかし場所としてはのどかな住宅地の付近かなにかで、喫茶店も本屋なども見当たらない。しかも慣れない土地であるから無計画にうろうろすることもできない。さて、どうしたものかと考えているところに、一件の美容院が見えてくる。 そういえばまた髪の毛が伸びてきていた。店頭に表示されている値段を見ると、どうやらそこまでのものでもない。客のためには雑誌の類いも置かれていることだろう。それに、たまにはプロの世話になってみるのも悪くはないかも知れない。暇をつぶそうというためもあって、曽良はその美容院へと入店する。 予約がなくとも世話になれたのは幸いのことだった。曽良の髪の毛を整えたのは、店長であるという中年の男だった。 ほとんど一人で店をまかなっているのだという。訪れる客は一日に数人、アルバイトを雇ってたまに手伝いをしてもらう程度で事足りる。それでも常連さんが途切れずにやって来てくれているから店を続けていられる。たまには時間の空くこともあるけれど。たとえば今日みたいにね、そういえばお客さん、どちらからいらっしゃったの。 予約がなくとも世話になれたのは幸いのことだった。 しかし、そこでは終わらなかった。確かに雑誌は山のごとく積み重ねられていたし(曽良にとってはあまり関心のない、女性向けのものばかりではあったのだが)ミネラルウォーターや紅茶のサービスもあったが、ちっとも落ち着くことができなかった。たった一人の店員である店長は、絶え間なく曽良との会話を試みてきた。素っ気なく返されていれば諦めようともするものであろうに、まったくもってそのような気配を見せてこない。 おしゃべりな店長がいて、その店長しかいないような店にふらりと立ち寄ってしまった。それについて言えば曽良にとっては決して幸いのことではなかった。 しかしそれでは、不幸であったと言うべきなのであろうか。 「お客さん、何時もは家の近くとかで切ってもらってるの? いい髪型だけど、ほら、こうしたらもっと似合いますよ」 「遠慮のない言い方ですね」 「……だって似合うし」 「……そうですかね」 一度目ではまだ答えのきっかけも掴めない。次回のご来店をお待ちしております。 みたいな っていうか曽良くんの弁護士設定がまったく活かされてませんよね、これ……! ここは芭蕉さんに何らかの容疑がかかる→曽良くんが現れて弁護してくれる という方向性でいかがでしょうか。検事役と裁判長役は尾花沢の皆さんにお願いして……それどんな逆転裁判だよ〜 ガンバレ本当にありがとうございます! しっかりとした更新ができずの状態で申し訳ありませんっ……滞っておりますが、頑張ってまいりますのでよろしければまた覗いてやってくださいませー……! PR |
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