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2009 07,11 |
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寝る直前にネタを思いついたら、翌朝になってから急いでメモする……
ということがよくあるのですが、しかし実際には四割ぐらいの確率で翌朝=起きた後には忘れてしまっています。なんか思いついてたはずなのに! みたいな感じで、もう歯がゆくて歯がゆくて……! そんな思いをするくらいだったら考えついた時点でメモしてしまえばいいのですが、ウルトラ眠たい状態から起き上がることができず、結局は記憶まかせにしてしまいます。 しかし私の記憶はやっぱり、まったくもってあてにならない……! 昨日に思いついた曽芭も忘れてしまいました……いまだに思い出せまっせん。戻ってこいよー そして↑とは関係ないのですが、地元のお弁当屋さんでコミケットの社員さんを見かけました。お弁当を買っていらっしゃった こっそりと勝手に感動してしまった う、運営頑張ってくださいっ……不備ってすみません……! ガンバレのお気持ち、お言葉、本当にありがとうございます! この下に恥ずかしい小ネタをちょっと フランツ・グリルパルツァーの『接吻』的な…… 口づけることを許されたので、欲情にしたがってその通りにする。 一日目には手の甲にだけ。二日目には額にだけ。 それらは何をも実らせない。生み出すけれども、はじけさせてしまう。 三日目には頬にだけ。四日目には唇にだけ。 それらは何をも実らせない。生み出すけれども、あとには静かな熱しか残さない。 五日目には瞼にだけ。六日目には掌にだけ。 それらは何をも実らせない。生み出すけれども、しかし手には入らなかった。 ほんのそれだけしか許されない。ほんのそれだけが許される。 許されたので、欲情にしたがってその通りにする。 けれども、もしも。 彼が一切を許してはいなかったとしたらどうだろう。 手の甲にすら首を振って、受け入れることをしなかったのだとしたら。 それでも。 七日目には腕に。首に。そのほかに。彼の、すべてへ。 それらは何をも実らせない。 実らせない代わり、永遠に花開き続ける。 もしも。 彼が、手の甲への口づけにすら首を振ってみせたのだとしても、だからといって結末を違えることは有り得ない。 「芭蕉さんの言うことなんか聞くわけがないでしょう。僕が」 「ああ……無駄だろうなぁ。絶対に」 「解っているから、受け入れた?」 「仕方なく、ってこと? だったら……まさか。違うよ」 「では」 口づけることを許されなくとも、欲情にしたがってその通りにする。 「では、なぜ?」 「聞くかな。そんなこと」 「いま聞きました」 「そう、だけどさ、そうじゃなくて……本当にいやなら、いやだって言ってるよ。無駄だって解っててもたぶん、諦めないだろうよ。私は」 「…………、あぁ」 狂気だけはとうに、ふたつも結実しているので、だからあとには何も実らないのだった。 手の上なら尊敬のキス。額の上なら友情のキス。頬の上なら満足感のキス。唇の上なら愛情のキス。閉じた目の上なら憧憬のキス。掌の上なら懇願のキス。腕と首なら欲望のキス。さてそのほかは、みな狂気の沙汰。(引用:フランツ・グリルパルツァー『接吻』) 改めて曽芭で、もしくは別のカップリングでも書かせていただきたいっ……オーストリアの劇作家さんの素敵な格言より! 頬に掌もキスに含めたら曽芭とかもうほんと、えらいことですよね(前提がおかしい PR |
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