2024 11,27 |
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2009 01,29 |
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即興で書いてしまいました、抱き枕的小話を更新させていただきました。
昨日の記事にございます『ダンディなオッサンの抱き枕』のことを考えていたら生まれてきたものなのですが……やや短めにて、恐縮です。また。プロットのないところから行き当たりばったりで書いてしまったもので、纏まりの方もあれですがご容赦くださいーっ ↓自分用の覚え書きを兼ねまして ( ここから、史実の出来事に関しましての内容がございます。 ご注意お願い申し上げます ) 紙衾を畳む云々につきましては、曽良くんが詠んだ句からいただきました。 紙衾というのは携帯用の紙製布団……みたいな感じのアイテムなのだそうです。 芭蕉さんは奥の細道の旅にて愛用したマイ紙衾を、マッサージしてくれた門人の竹戸さんにあげてしまいました。すると竹戸さんは「これを着て雪見でもしますねー」という句を詠んで、とても喜んでくれました。 この句に対して曽良くんは、「それは私にとっても思い出の品です。折り目なんて、毎朝たたんであげた痕なんですよ」と詠み返しています。「なんだなんだ、欲しかったのに」というジョークめいた主張なのだそうです。 ところでこの『紙衾』というのは和紙からできていて、その中に綿や藁などを詰め込んだものもあった、とのことです。中身は綿ですね。 意外と丈夫であるらしく、しかも軽いために旅の寝具にはぴったりだったとか……現代で言うところの寝袋みたいなものでしょうか。紙とだけ聞くとなんだか頼りなさげな感じもしますが、結構あったかいのかもしれません。日和細道のふたりも、あの荷物の中に入れているのかも?? 便利な道具があったんだなあ、と思わず頷いてしまいました。 (moreをクリックすると、『だきあと』の続きらしき妄想(大人向け方面)が出てまいります……すみません) ※ 直接的な表現はございませんが、大人向けルートを小ネタ風に妄想しております。ご注意お願い申し上げます。 ふたりの関係性としては、まだできていない……けれども意識し合っている?ぐらいの状態かと思われます。けれども、翌日の晩に宿まで辿り着けたら、きっと成就ルートへ! なだれ込むように成就ルートへ! いつものように眠ろうとした芭蕉の腕から、縫いぐるみを取り上げてしまう曽良。 「相変わらずですね。忘れっぽい」 「え、な、なにが?」 「教えてほしい、と言ったでしょうが」 「えええ? あっ、ありゃ夢……」 「夢ですか。その割には今日、ずいぶんと頑張って歩いていましたね」 「いや、それは! ……だって、その、宿で寝たかったし」 「そうですね。……約束でしたから」 ふたつ敷かれた柔らかな布団。そのうちの片方へと、ふたり分の影が埋め込まれていく。 「明日にはもう、紙衾を畳んでやる必要もありませんし……」 「ふ、布団……布だから、汚したらっ…………曽良くんッ」 「汚さないでください。芭蕉さんにかかっていますよ」 久方ぶりの宿だというのに、穏やかな眠りの気配は訪れない。 湯浴みしたばかりのからだにも、においは確と残されている。 腕と腕とが絡み合う。そうして触れ合う人肌は、急くようにもして互いの汗に湿っていた。 以下略 軽くて丈夫な紙衾ですが、その上で大人ふたりが暴れるとなると、さすがに苦しいものがあるでしょう。あと水気にも弱そうです。 しかし、野外にて事後の身体の、その気怠さを柔らかく包み込んで……くれるんじゃないかと ほんとすみません PR |
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